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【10kg未満 6kg 8kg台】輪行したくて超軽量折り畳み自転車を購入した【レビュー】

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 折り畳み自転車を購入してから6年が経ちましたので、実際の使い勝手、良かったところや悪かったところなどについてまとめたいと思います。

(この記事は2019年1月にリライトしました)

 

 私が購入したのは重さ8.5kgという、折り畳み自転車界の中でもかなり軽量なタイプのものです。

(現在は6.8kgというもっと軽いタイプの自転車が発売されています。詳しくは一番下の追記をご覧ください

 

 それがこちらです。

  FIAT(フィアット) 軽量アルミ 14インチ コンパクト折りたたみ 小径自転車

 

 できるだけ軽くて、かつ、リーズナブルなものを求めていた私にはもってこいの自転車でした。

 お値段は4万円。

 その当時、9kgを切る重さの折り畳み自転車の中では、圧倒的に安いものでした。

 

 もともと、自転車に興味があったかというと、それほど関心が高いわけでもありませんでした。

 ただ、電車の中に自転車を持ち運べたら(輪行できたら)、ずいぶん便利だろうなあと、学生のころからぼんやりと考えていたのです。

 

 そこで見つけたのが、8.5kgの自転車、FIAT14インチでした。

 見つけたときのテンションの上がりようは半端ではありませんでした。

 8.5kgって、10kgの米より軽いやん!

 

 そういうわけで、興奮状態のまポチってしまったのですが、実際に使ってみると、おおむね満足しているものの、「こんなはずでは…」と思うようなこともいくつかありました。

 

 

1.超軽量折り畳み自転車のデメリット 

 最大のデメリットは、大きくて重くて邪魔、ということです。

 8.5kgとはいえ、大きくて重いことには変わりありません。袋に収納した状態でも、けっこうなサイズなので、人込みのなかを歩くのはしんどいです。できる限り、持ち運んでいる状況をなくしたいと思っても、駅の構内は袋に収納して運ぶ必要があります。

 

(1)駅ナカの移動が大変

 エスカレーターに乗ったり、改札を通るのが意外とぎりぎりで、ベビーカーを押してる親御さんの気持ちが若干わかったような気分になります。

 

(2)駐輪場が見つからない

 お店などに入りたいとき、自転車置き場が見つからないときも辛いですね。いざというときは、袋の中に収納して店内に持っていくという方法もありますが、これは最終手段です。やむをえず何度か実行したことがありますが、狭い店内の人込みの中を巨大な荷物を抱えて歩くのは、非常に骨が折れますし、疲れます。 

 

 もっとも、カウンターデスクのある施設だと、お願いすると袋に収納した自転車を預かってくれるところがけっこうありました。

 映画館や、美術館、博物館等は快く引き受けてくれて非常に助かりました。

 

(3)組み立て・収納が手間

 折りたたまれた状態から組み立てるのも、地味に面倒です。

 FIAT(フィアット) 軽量アルミ 14インチ コンパクト折りたたみの場合、折り畳みを頻回行うことが前提に設計されているため、慣れれば収納まで30秒~1分程度でできるのですが、繰り返し行うのはやはり手間になります。

 また、うっかりチェーンを触ると手が汚れるので、気を付ける必要もあります。 

 

(4)タイヤが小さい・ギアがない 

 FIAT14インチはタイヤが小さく、ギアもありません。その分で車体を軽くしているというわけなのです。

 

 ただ、そうした設計から、長距離を漕ぐのはやや大変です。

 加速するのは非常にスムーズですが、タイヤが小さく、ギアもない分、すぐに速度が落ちてしまいます。

 

 個人的な印象としては、30分を超える走行は、やや疲れます。

 また、タイヤが小さいため、空気の抜けも早いです。自転車屋さんに聞いたところ、10日に一度のペースで入れた方がいいとの回答でした。

 

 私は10日に一度はちょっと面倒だったので、2~3週に一度のペースで空気を入れて使ってましたが、そのくらいなら問題ありませんでした。 

 

2.超軽量折り畳み自転車のメリット 

 最大のメリットは、自転車を持って電車に乗れる(輪行)ができるということです。

 

 たとえば、駅から徒歩30分の場所に行きたいときで、バス等も通っていないとき、折り畳み自転車を電車に持ち込んで行けば、向こうの駅についてから自転車で行くことができます。

 徒歩だと30分かかってしまう場所でも、自転車なら10分強で着いてしまいます。

 

(1)電車+バスとの比較 

 自転車ならいちいちバスやタクシーに頼る必要がないため、金銭的にも節約になりますし、バスやタクシーを探す手間も省けます。 

 観光地で、行きたい場所がそれぞれ徒歩20分程度離れていて、バスやタクシーは使いたくない! といったときに、大活躍するでしょう。

 

 実際、私は横浜のみなとみらい~日本大通り~元町中華街あたりを散策するときに使ったことがありますが、あっちこっちと自分の好きなようにスポットを回れて、行き帰りは電車に乗れるので、なかなか利便性が高かったです。

 バスだと、どうしても時間にしばられますし、バス停から離れたところにいくのが億劫になってしまいますしね。

 

(2)車と比較

 ある程度の都会では、車で行くと小回りがきかず、駐車場が見つからなかったり、見つかっても高かったりと、精神的に削られることが多そうです。

 

 そういった点では、電車+折り畳み自転車の方が軍配を上げるのではと思います。

 あと、天気のいい日に漕いで行くのは気持ちいいです。運動にもなりますしね。

 

(3)ママチャリとの比較 

 その圧倒的な軽さから、折り畳み自転車は初速がめっぽうスムーズです

 信号等で止められたあとも、すいすい進むことができるので、ストレスがかかりません。

 また、坂道等も、車体が軽い分、比較的楽に進むことができます。

 

 あと、歩道橋などを手押しで進むのときも、車体が軽いため非常に簡単に進むことができます。

 こういった機動性の高さは、ママチャリよりも優れているでしょう。 

 

(4)引っ越しのときに楽

 ママチャリやロードバイクですと、引っ越しのときに持っていくのが大変で、捨ててしまう方もいるかと思います。

 その点、折り畳み自転車であれば、手軽に持っていくことができるので、引っ越しを控えている方は折り畳みを選ぶのも一考かと思います。 

 

(5)家の中に置ける

 家に駐輪場がない、盗難や雨風にやられたくないという方で、家の中に自転車を置きたい方もいるでしょう。

 折り畳み自転車なら、比較的邪魔にならずに置くことができます

 

 また、駐輪場はありけど有料、という方も、折り畳み自転車はおすすめです。

 折りたたんで家に置いておけば、毎月数千円ほど取られる固定費をゼロにできますので、年間で数万円の節約ができます。

 

 実際、私の住んでいたマンションでは駐輪場がなく、離れたところに有料のものがあるだけだったので、折りたたんで家の中に置いていました。

 私のところの有料駐輪場は月2000円でしたので、年間24000円の節約ができました。

 

 そう考えると、ママチャリよりよほど経済的だったりします。

 

3.こんな人におススメ

  まとめると、超軽量折り畳み自転車は、下記のような人にはおススメです。

  • 自宅に駐輪場がない(もしくは有料駐輪場しかない)
  • 手軽に輪行したい。輪行する(もしくはしたいと思う)機会が月に数回以上ある。
  • リーズナブルな価格で、できるだけ軽い折り畳みず自転車が欲しい
  • 遠方にある街中を縦横無尽に走り回りたい 
 
 私としては、電車に自転車をのせられることで行動範囲が増え、満足しています。
 また、折り畳み自転車を持っていなければ行かなかったろうなという場所にも行くことができたので、買って良かったなと思ってます。
 

4.(追記)6.8㎏!?ルノー 14型 折りたたみ自転車 RENAULT ULTRA LIGHT 7 AL-FDB140

 FIAT(フィアット) 軽量アルミ 14インチよりもコスパがよく、衝撃的な軽さを誇る商品が発売されているのを最近見つけました(2019年1月27日)。

 

 その軽さ、6.8kg 。 

 

 FIATよりも1.7kgも軽いです。 

 なんだかんだFIATがまだ現役なので使っていますが、次に買い替えるときは、こちらを買いたいです。

 やっぱり輪行用の折り畳み自転車は軽いのがいちばんなので。

 

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