金色の昼下がり

お金とプリキュアが好きな社会福祉士のブログ。主な内容は、映画や本、インデックス投資や節約等についての考察。

なぜマンションは階段の形をしているのか

 街中を歩いていると、こういう階段のような形をしたマンションを見かけることがあります。

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 マンションは通常、高層階であればあるほど価値が高くなり、賃料も高くなる傾向があるので、マンション経営者としては高層階の部屋数は多ければ多いほど良いはずです。

 

 にもかかわらず、こういった高層階に行けば行くほど部屋数が少なくなる構造をしているマンションが数多く存在するのは何故なのだろうなと、以前から疑問に思っていました。

 

 その疑問が解けました。

 FP2級の勉強をしているときに、偶然発見しました。

 

 隣地斜線制限とは

 建物を建てる際には、様々な法的制限があります。

 そのうちの一つで、隣地斜線制限というものがあります。

 

 これは、隣の建物の日当たりや風通しを阻害しすぎないようにするための制限です。

 隣にやたらと高い高層マンションを建てられると、日当たりが悪くなったりしますよね。

 

 高層階に伸びれば伸びるほど、作り出す影なんかも大きくなるので、高層階に伸ばすなら、その分、隣の建物と距離を取りなさいというのが、この制限の趣旨です。

 

 逆に、低層階の部分は、作り出す影なんかはその分小さいので、隣の建物と距離を取る必要は少なくなります。

 

 不動産業者としては、敷地に対して、可能な限り効率よく建物を建てたいので、制限にかからないギリギリまで建物を大きくします。

 

 すると、低層階から高層階にかけて、段々隣の建物から距離を取っていくことになり、全体としてみると階段の形をしたマンションになるわけです。

 

 長年の疑問が解消され、スッキリしました。